胃がん検診とは
ある特定の病気にかかっているかどうかを医療機関で診察したり、検査したりすることを「検診」といいます。その検診の代表格となるのが「がん検診」です。
現在の胃がんの罹患率は、男性についても女性についても非常に高い割合となっています。それと同様に、がん検診で発見される「がんの割合」についても、胃がんは比較的高い傾向があります。
しかし、名取市の胃がん検診受診率は20％台で推移しており、他のがん検診受診率と比べても低い状況となっています。
胃がんや大腸がんは、働き世代の40代前後から罹患リスクが高くなります。がんは「早期発見」「早期治療」によって治療ができる病気です。対象となる方は名取市の胃がん検診を活用し、少なくとも１年に１度は検診を受けて、ご自身の体と向き合う時間を作りましょう。
胃がん検診の種類
名取市では、胃がん検診（バリウム検査、胃内視鏡検査）を実施しております。
令和6年度から胃内視鏡検診が始まり、当院は9～10月に実施する胃内視鏡検診の登録医療機関となっております。
胃内視鏡検診
当院は名取市胃内視鏡検診の登録医療機関となっております。検査ご希望頂く患者様はお電話にてご予約お願いします（022-302-7967）。
【検査料】：5,000円 （生活保護受給者は無料）
・60～68歳の方を対象として、２年に１回（偶数歳）に受診することができます。
※ 次の項目に該当する方は胃内視鏡検診を受けることができません。
・妊娠中の方
・呼吸不全のある方
・急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある方
・疾患の理由にかかわらず入院中の方
・消化性潰瘍などの胃疾患で受療中または内視鏡による経過観察中の方
・4月から5月にバリウム検査を受けた方
詳細は、名取市保健センターのページをご確認ください。
【注意事項】
・名取市の胃内視鏡検診では鎮静剤は使用できません。
・症状のある方や以前に胃の病気を指摘されたことのある方は、診察の上で必要であれば保険診療で胃カメラを行うことができます。
保険診療の胃カメラであれば鎮静剤を使用することも可能です。
・検査当日でも変更は可能ですので、症状のある方などはご相談ください。
・鎮静剤の使用を希望される場合は当日の車やバイク、自転車の運転は出来ませんのでご了承ください。
バリウム検診
検査料：1,800円（国保加入者は1,300円、70歳以上の方は600円、生活保護受給者は無料）
・40歳以上の方が対象
・名取市では、保健センター・公民館等で実施しています。
詳細は、名取市保健センターのページをご確認ください。
